降着とは 競馬の用語辞典

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降着

レースにおいて、競走馬が他の馬の走行を妨害した場合、
加害馬を被害馬の次に繰り下げること。


【2012年11月追記】

JRAが2013年度から降着・失格について新基準を導入することを発表しました。

降着については
「その走行妨害がなければ被害馬が加害馬に先着していた」と裁決委員が判断した場合、
加害馬は被害馬の後ろに降着

とあります。
しかし、それを判断するのは非常に難しいといえます。
1991年天皇賞秋のメジロマックイーンの降着は新基準では降着とならない可能性が高いと
見る向きが多いですが、それとてどうやって判断するのでしょうか?
プレジデントシチーは18頭立ての18番人気(単勝オッズ334.6倍)の馬でした。

しかし、G1において最下位人気が3着以内に入線する事は決して珍しいことではありません。

2007年NHKマイルカップ

このレースでは17番人気のピンクカメオが勝ち、18番人気のムラマサノヨートーが3着でした。

仮に1番人気のローレルゲレイロがスタートで斜行してピンクカメオの走行を妨害しても
降着させることはできなくなるのでは?

その時、裁決委員が
「その走行妨害がなければ被害馬が加害馬に先着していた」
という「正しい判断」をする事ができるとは思えません。

SFみたいな話ですが、
この2007年のNHKマイルカップで新基準が適用されていた場合、
未来からやってきた藤田騎手がこのレースに乗れば
敢えて、ローレルゲレイロを斜行させピンクカメオの邪魔をして勝つこともできる訳です。

何が言いたいかというと、
競馬は何がどうなるかなんてわからない(かつ、それが面白い)のに、
裁決委員に走行妨害が無かった場合の着順なんて分かるわけ無いでしょ、ということです。

その分「騎手に対する制裁は今まで以上に厳正に行っていく。」(尾関審判部長)
との事ですが、クラシックシーズン、G1シーズンになると
社台グループお抱え騎手(外国人騎手含む)に何故か甘い裁定が繰り返されているだけに
俄には信じがたいところです。